シュークリームってどこ生まれ?

昨日作ったシューに、クリームを詰めておやつパクリ!
生クリームもあったので、カスタードの上に絞って二層タイプに仕上げました。
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卵にお砂糖、粉にバターと牛乳と…
シュー生地とカスタードクリーム、材料の構成はほとんど同じなのに、配合や混ぜ方、火の入れ方などで、こんなに姿を変えるなんて、やっぱりお菓子作りは不思議がいっぱいです。

ここはひとつシューについてお勉強。


実は「シュークリーム」は和製語
「シュー」=仏語「キャベツ」の意、そして「クリーム」は英語なのですね。
正確に仏語では「シュー・ア・ラ・クレーム」=「クリーム入りのキャベツ」、英語では「クリーム・パフといいます。
火が入ってあちらこちら亀裂が入りながら膨らんだ姿は、まあ確かにキャベツを連想させなくもない。

シューの原型は「揚げシュー」(ベニエ・スフレ)であるといわれています。
オーブンのなかった時代は生地を加熱するには、茹でるか、揚げるしかなかったと。
なるほどね〜。

諸説ありますが、1553年イタリアのメディチ家のカトリーヌ姫の輿入れの際に製菓職人によりフランスに伝わり、その後改良が加えられて、1760年ジャン・アヴィスにより完成されたというのが一般的。
あれ?じゃあもとはイタリア菓子??

日本にシュークリームを伝えたのは、幕末に来日して横浜に西洋菓子店を開いた、サミュエル・ピエールというフランス人。
その後1896年(明治29年)頃、米津風月堂で、シュークリームやエクレアが売られているが、庶民に広まるのは冷蔵設備が普及する昭和30年代以降。

明治、大正、昭和に入って30年経ってやっと…!
海を渡って、時を越えてやってきて、今手元にあるものをみると、感慨深いものがあります。


シュー生地を覚えると、エクレアやシューケットなどバリエーションが広がりますよね。

中でも私が好きなのは「パリブレスト」!
シュー生地を丸くリング状に絞ってアーモンドを散らし、プラリネのバタークリームをサンドしたお菓子。
ナッツ狂としてはクリームの香ばしく濃厚な風味がたまりませぬ!!

1891年、パリーブレスト間の自転車レース「パリ・ブレスト・パリ」の開催を記念して創作され、自転車の車輪を模して作られたという説が有力。
いいな〜、こういうイベント系のお菓子がこんなに美味しいんだもの!
私が当時パリに生きていたら、盛り上がってついたくさん買っちゃうだろうな〜。


しかし、こうなってくるとシュークリームって

ネーミングは日本生まれ
祖先はイタリア生まれ
育ちはフランス

みたいな。

改めてアナタ、複雑な人生を歩んできたのねぇ…



最後に個人的な本日のニュース。
お習字、やっっっと「準初段」になりました。



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by oyatsucreator | 2017-08-25 17:23 | お菓子の歴史を辿る | Comments(0)